意外と知らない人が多い? ピアノからイスまでの距離
なんだか弾きにくいなあと思っている方は、もしかしたら弾く姿勢やイスの位置が正しくない可能性もあります。
間違った姿勢やイスの位置を見直すだけで、かなり弾きやすくなります。
さっそくチェックしてみましょう。
あなたは大丈夫? ピアノを弾く姿勢・イスの位置
6つのチェックポイント
1、イスのどのあたりに座っているか
2、イスの位置はピアノに近すぎないか、または遠すぎないか
3、足は肩幅ぐらいに開いているか、また、つま先は外向きになっているか
4、背筋は反りすぎていないか、または猫背ではないか
5、ひじが体にくっついていないか
6、肩が上がっていないか
ではさっそく一つずつ見ていきましょう。
1、イスのどのあたりに座っているか
これはかなり大事なポイントです。
あなたの座り方は浅すぎたり深く座りすぎたりしていませんか?
イスの半分ぐらいの位置に座りましょう。
浅すぎてもずり落ちてしまいますし、深く座っても指に重みを乗せにくくなってしまうのでよくありません。
半分ぐらいのところまで座るようにしましょう。
2、イスの位置はピアノに近すぎないか、または遠すぎないか
イスの半分ぐらいのところに座ったら、手をグーにしてひじをまっすぐ前に伸ばしてピアノの鍵盤の上の面(グランドピアノの場合はピアノのふたを上げた時にメーカー名が書かれている面、アップライトの場合はふたを上げて譜面台を出した面)にげんこつか軽く触れるぐらいの位置にイスを置きましょう。
これよりピアノに近かった人、また遠かった人はさっそく直しましょう。
イスの位置は重要で、ピアノに近すぎても遠すぎてもうまく重みを乗せられません。
ピアノからこのぐらいの距離にイスを置くと、指に腕の重さを乗せやすくなります。
3、足は肩幅ぐらいに開いているか、また、つま先は外向きになっているか
女の子たちは特に気をつけないと内股になってしまいがちです。
あなたは内股になっていませんか?
足はつま先を外向きにし、肩幅ぐらいに開き、右足はダンパーペダル(右はじのペダル)の前あたりに置きます。
左足は前になったり後ろになったり、演奏する曲や強弱によっても変わります。
今の段階では肩幅ぐらいに足を開いた状態でつま先が外向きになっていれば左足はそのまま自然に置いておいてOKです。
4、背筋は反りすぎていないか、または猫背ではないか
あなたは猫背ではないですか?
または背中がそりすぎてはいませんか?
正しい姿勢は、頭のてっぺんから見えない糸で上に引っ張られているように背筋を伸ばし、その糸がパッと離されたように、背筋をピンと張った状態から少しゆるめます。
猫背はもちろんダメですが、反りすぎもよくありませんので気をつけましょう。
5、ひじが体にくっついていないか
ひじは体にくっついていませんか?
ひじは体からげんこつ1個分ぐらい離し、軽く曲げます。
ひじを体にくっつけると肩に力が入りますので、げんこつ1個分離すと肩の力も抜けます。
6、肩が上がっていないか
肩は上がっていませんか?
力が入っていると自分では気づかないうちに肩が上がってしまいます。
肩に力が入っているのかどうかよくわからないときは、一度肩を上げ、ストンと落としてみましょう。
余分な力が抜けますよ。
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