nikox 「ピアノの発表会は出ないといけないのでしょうか？」
というご質問にお答えします。
いいえ、出たくなければ出なくても構いません。
でも、特別な理由がないのでしたら
出られることをおすすめします。
動画がよい方はこちらからどうぞ。
なぜかというと本番を経験することによって
とても力がつくからです。
「100回練習するよりも1回本番を経験する方が力がつく」
とよく言われます。
それはどうしてなのか、自分なりに考えてみました。
練習には無くて、本番にあるものは何でしょうか。
まず、目に見えるものとしては
・聴衆
・ステージ袖の独特な空間
・普段とは違う照明
・普段は弾けないコンサートピアノ、など
目に見えないものとしては
・ドキドキ感
・わくわく感
・緊張感
・プレッシャー
・キラキラ感
・達成感など、
他にも考えればいろいろありますね。
では、発表会に出たくない理由は何でしょうか。
「人前で演奏して、もし間違えたら恥ずかしい」とか、
「自分なんかまだまだ人様に聴いてもらえるレベルではない」とか
想像するとそういうことが考えられます。
でも、コンクールに出るならミスは致命的かもしれませんが
発表会は
「ピアノを習っている生徒さんたちが日ごろの練習の成果を発表する会」です。
反対の立場で考えてみてください。
もしあなたが聴衆だとしたら、
一生懸命練習した成果を発表している人がちょっとミスをしたら
「あ～、今間違えた。この人うまくないなあ」
なんて思いますか？
きっと「がんばれ！」
と心の中で声援を送ったりするのではないでしょうか。
発表会の聴衆はコンクールの審査員ではないので審査されるわけではありません。
味方です。
演奏者を応援する気持ちで聴いてくれています。
なぜなら、出演者のご家族やお友達が多いからです。
そして、プロの演奏ではないことをわかった上で来てくれている方たちです。
つまり上手な演奏を聴くのが目的ではないということです。
発表会で真剣に演奏している姿は
初心者とか上級者とかのレベルに関係なく
人の心を打ちます。
それは、演奏者が本気で取り組んでいるからだと思います。
ということで、なぜ「100回の練習より1回の本番」と言われるのかというと、
毎日の練習で怠けたい気持ちに勝ち、
押しつぶされそうなプレッシャーから逃げず、
やり直しのきかない本番で演奏し、
もし途中で間違えたとしても最後まで弾きとおす集中力
これらを発揮できるのは
「本番だから」
だと私は思います。
いくら本番のつもりで練習しても、
あの本番の雰囲気と同じにはなりません。
どこかで安心感があり、気がゆるんでしまうからです。
本番では「火事場のバカ力」的な力
つまり、
普段は隠れている「潜在意識」が登場するのだと思います。
人間の潜在意識は、普段の意識と比べると
3万倍あるそうです。
すごいですよね。
自分の潜在意識がどのぐらいの力を発揮してくれるのか
試してみたいと思いませんか？
ぜひ発表会などの本番を楽しんでみてください。
そして、練習だけでは得られない力を身につけてください。
以上、
「ピアノの発表会は出ないといけないのでしょうか？」
というご質問にお答えしました。
ありがとうございました。
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どこかのお教室で習っていらっしゃる方は発表会があると思いますので
それに出演できますが、
今は特に習っていなくて、お一人で弾かれている方もいらっしゃると思います。
そのような方は発表会に参加したくてもできませんね。
ご安心ください。
そういう方でも発表できる場をご提供しています。
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初心者の方からベテランの方まで
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