【音部記号、見てますか?】
初めての楽譜を見た時、あなたはまずはじめにどこを見ますか?
ついやってしまいがちなのは、音とリズムを見てはじめの音を出してしまう、ということです。
「えっ、はじめの音から出しちゃいけないの?」と思ったあなたは要注意(笑)
音を出す前にきちんと確認しないといけないものがあるんです。
これは、ピアノを弾いている人にとってはあたりまえのことですので、「そんなこと知ってるよ」と思う方も多いと思います。
でも、初心者の方や中級ぐらいの方で、ついうっかり見落としている方を見かけます。
そしてとても大事なことですので、今回「基本のキ」をお伝えすることにしました。
今回は、その1として、音部記号についてお伝えします。
動画が良い方はこちらからどうぞ。
音部記号には、ト音記号、ヘ音記号、ハ音記号の3種類があります。
ピアノで使うのはト音記号とヘ音記号ですので、最初に書いてあるのがト音記号なのかヘ音記号なのかを確認すればよいわけです。
ト音記号は第2線がソ(ピアノの真ん中のドから5度上のソ)だよ、という記号です。
ヘ音記号は第4線がファ(ピアノの真ん中のドから5度下のファ)だよ、という記号ですね。
ピアノの楽譜でよく使われる大譜表では、上(右手の部分)がト音記号、下(左手の部分)がヘ音記号ということが多いです。
それで、新しい楽譜を見るときも、そうだと思い込んでしまったりすることがあります。
ところが、上も下もト音記号であることや、上も下もヘ音記号であることがあります。
そんな時に思い込みで弾いてしまうと、書いてある音と全然違う音で弾いてしまうことになります。
せっかく練習しても全然違う音だとしたら悲しいですよね。
音を出す前に、音部記号をしっかり確認しましょう。
そして、音部記号は最初に書いてあるものがそのまま最後までであることもありますが、途中で度々変わることも多いです。
バイエルにもそういう曲は多いですね。
ですので、曲の途中でも音部記号が変わっていないか常に気をつけて弾きましょう。
以上、音を出す前に見落としてはいけないもの、その1「音部記号」についてお伝えしました。
ありがとうございました。
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