ピアノを弾けるようになりたい!と思っても、
何から始めたらいいのかよくわからないというまったく初めてのあなた。
ピアノを弾くには、まず
1、指番号
2、指の形、弾く姿勢
3、音の出し方
4、音符
5、楽譜の読み方
などの基本から覚えていきましょう。
たくさんあるなあ、と思いましたか?
一つずつ覚えていけば大丈夫ですよ。
まったくはじめての方でもわかりやすいように、できるだけ易しく解説していきますね。
憧れのあの曲を弾けるように、夢を描いて…さあスタートです!
1-1指番号
まずは指番号です。
指番号って何? と思う方もいるかもしれませんね。
ピアノを弾くときに指に番号をつけます。
親指…1
人差し指…2
中指…3
薬指…4
小指…5
です。簡単ですね!
では、ちゃんと覚えるために指を動かしてみましょう。
①両手をパーにして、手のひらをくっつけてみてください。
②指を少し曲げて、ふっくらふくらませてみましょう。
昔やった手遊びで、「芽ーが出ーてーふくらんで」というのがありましたね。
あんな感じです。
今くっついているのは、手首と指先だけです。中はふくらんで空洞になっていますか?
③では、その状態で1の指だけトントンしてみましょう。
他の指はくっつけたままですよ。
1の指は親指ですね。
親指はほかの指と向きが違っていますので、爪の横あたりで右手の1の指と左手の1の指をトントンと軽くぶつけ合います。
できましたか?
④次に2の指だけトントンします。
爪と爪がぶつかっていませんか?
いわゆる「指の腹」の部分でトントンしますよ。
ポイントとしては、くっつける部分の面積は広いとよくありません。
できるだけ一点(ピンポイント)でトントンします。
その時、ほかの1,3,4,5の指先はくっつけておいてくださいね。
動かすのは2の指だけですよ。
⑤次に、3の指だけトントンします。
⑥同じように4の指だけトントンします。
⑦最後に、5の指だけトントンします。
できましたか?
⑧これができた人は、次に、「1,2,3,4,5」と言いながら1回ずつトン、トン、と1の指から5の指まで続けてトントンしてみましょう。
簡単ですって? 素晴らしい!
では、
⑨逆に「5,4,3,2,1」と5の指から1回ずつトントンしてみましょう。
これも簡単にできましたか?
では今回のまとめとして、1から5の数字をランダムに言いますので、声に出して数字を言いながらその指を動かしてみてくださいね。
3問出しますよ。
まず1問目。
「1,2,3,5,4」
できましたか?
では2問目。
「2,3,2,4,5,1」
これも簡単でしたか?
ではラスト、3問目。
「3,1,2,4,3,5」
何々、これも簡単ですって?
では、特別にスペシャル問題。これができたらあなたは素晴らしい! 行きますよ。
「4,2,5,3,1,4,5,1」
できましたか?
ちょっと難しかったですか?
大丈夫です。
毎日少しずつランダムに言いながら練習してみてくださいね。
今回は指番号をマスターしました。
お気づきの方もいると思いますが、右手も左手も1は親指です。
これがポイントです。
しっかり覚えてくださいね。
では、今回のレッスンはここまでにします。
ありがとうございました。