エレクトーンは両手両足を使って弾く楽器である
ということは、ご存知の方も多いと思います。
では、足で何をしているのかわかりますか?
足でベースの音を弾いている、ということは基本ですね。
ベースを弾いているとき、低い音域は左足で弾きます。
その時右足は何をしているか、見たことはありますか?
右足は、エクスプレッションペダルというペダルに乗せていることが多いです。
動画の方がわかりやすいと思いますので、こちらからどうぞ。
右のペダルはエクスプレッションペダルと言います。
左側は、セカンド・エクスプレッションペダルです。
エクスプレッションペダルの役割の一つ目は、
強弱をつけることです。
右足をペダルに乗せ、奥に踏み込むと音が大きくなります。
かかとが下がるように手前に下げていくと音が小さくなります。
そして、エクスプレッションペダルには左右にフットスイッチがついています。
このフットスイッチは設定によっていろいろな使い方ができます。
例えば、前回の記事で演奏した「ラルゴ」では、左フットスイッチを
オルガンの音のトレモロ(音を震わせるような効果)のかかり方を変えるスイッチとして使っていました。
ロータリースピーカーをオンにしたりオフにしたリするのがそれです。
ロータリースピーカーをオンにすると音が細かく震える感じに聞こえ
オフにすると、音の揺れの幅が大きくなり、まっすぐに近い状態に聞こえます。
それを演奏中に左フットスイッチを足で押すことで
オンやオフに切り替えています。
以上、エレクトーンは足で何をしている?その1
についてお伝えしました。
ありがとうございました。
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