ピアノとエレクトーン子供に習わせるならどちらがいい?

これから始めたい方からのご質問

「ピアノとエレクトーン、子供に習わせるならどちらがいいですか?」

についてお答えします。

 

これは、お子様に何をできるようになってもらいたいのか、

によって答えは違ってきます。

 

もちろん同じ「音楽」を習うという点で、共通する部分もあります。

 

ここではどちらがよいか、ということですので、

それぞれのできるようになるポイントについてお伝えしますね。

 

できるようになることは本当にたくさんありますが、

あえてわかりやすく3つずつあげてみます。

 

あくまでも私の個人的な考えです。

 

【 ピアノでできるようになること 】

 

①クラシックのピアノ曲を原曲のまま弾ける

 

②自分のテンポで弾ける

 

③一つ一つの音をよく聴けるようになる

 

 

【 エレクトーンでできるようになること 】

 

①色々なジャンル(クラシック、映画音楽、ポップス、ジャズなど)の曲を一人で弾ける

 

②コードで弾ける

 

③色々な楽器や編成に親しめる

 

 

まず、コードを見たことのない方のために、

コードが楽譜にどのように書かれているのか動画をご覧ください。

 

 

 

 

ではそれぞれについて説明しますね。

 

まずピアノから。

 

①クラシックのピアノ曲を原曲のまま弾ける

 

ピアノは昔からある楽器で、ベートーヴェンやショパンなどの

有名な作曲家たちもピアノ曲をたくさん作曲しています。

時を超えた今、その曲をそのまま弾けるというのが

なんといってもピアノの醍醐味ではないかと思います。

 

 

②自分のテンポで弾ける

 

クラシックの曲は、ほとんどの場合、速度記号が書かれています。

ただその指示は、ある程度の幅を持たせています。

例えば

Andante(アンダンテ)は、「ゆっくり歩くような速さで」

Moderato(モデラート)は、「中くらいの速さで」

Allegro(アレグロ)は、「速く」

という具合です。

ですから演奏者によって多少テンポが違います。

そこがまたおもしろいところです。

 

そして、1曲の中でも、

この部分は「前に進む感じに弾きたい」とか、

「だんだんゆっくりにしていきたい」とか、

「ゆらぎ」のようなことができるのもピアノです。

 

 

③一つ一つの音をよく聴けるようになる

 

これは、ピアノはタッチによって音質を変えて演奏しますので、

その曲にあった音はどんな音なのか

自分の出したい音がどんな音なのか、

自分の出したい音を出せているのか、

よく聴かないと微妙なニュアンスの違いがわかりません。

ピアノが上手な人は、自分の音をよく聴いています。

 

 

 

次にエレクトーンです。

 

①色々なジャンルの曲を一人で弾ける

 

これがなんといってもエレクトーンの醍醐味ではないでしょうか。

ピアノは最初はクラシックから始めますが

エレクトーンは基礎が終わると初級の段階からいろいろなジャンルの曲を弾けます。

 

 

②コードで弾ける

 

コードというのはコードネーム(和音の名前)のことです。

例えばCはドミソで、鍵盤のおさえ方はミソドでも、ソドミでもOKです。

コードはクラシックのピアノ曲の楽譜には書かれていませんが、

エレクトーンは初級の段階でコードで弾きますので、

小さいころからコードに慣れ親しむことができます。

そうすると、一段譜(メロディーとコードだけが書かれていて伴奏は書かれていない楽譜)でも弾けるようになります。

 

 

 

 

③色々な楽器や編成に親しめる

 

エレクトーンは色々な音色を出せます。

ピアノ、ギター、バイオリン、トランペット、オルガンなどなど……。

しかし、ただトランペットの音色を選べばトランペットっぽく聞こえるかというと、そうではありません。

ではトランペットらしく聴かせるためにはどうすればよいでしょうか?

 

そうです。

トランペットらしく弾けばよいのです(笑)

そのためには、トランペットの音の出し方の特徴を知ることが必要になります。

同じように、色々な楽器の特長をわかっていると

その楽器らしく弾くことができます。

そのためにはどうすればよいかというと、

色々な楽器に興味を持ち、さまざまな楽器の演奏を聴けばよいのです。

 

次に、編成です。

オーケストラは実際は大人数で演奏していますが、

エレクトーンはそれを一人で再現して弾くことができます。

 

ピアノトリオなら、ピアノとベースとドラムという編成ですが、

それも一人で演奏できます。

 

色々な編成の曲を弾くことで、さまざまな編成があるんだということを知ることができます。

 

コードがわかって編成もわかりますので、個人差はありますが

エレクトーンを習うとアレンジもできるようになります。

 

 

 

今回はピアノとエレクトーンを習うとできるようになることを

あえて3つにしぼって挙げてみました。

 

 

お子様にできるようになってもらいたいことはどちらでしたか?

 

どちらも魅力的ですよね。

 

 

ピアノとエレクトーンのメリットとデメリットもお知りになりたいですか?

では、それはまたの機会にお話ししますね。

 

 

 

以上、

「ピアノとエレクトーン、子供に習わせるならどちらがいいですか?」

というご質問にお答えしました。

 

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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