【右手にコードの音を持ってこよう】
前回まではコードは左手だけで弾いていました。
今回は右手にコードの音を持ってきます。
メロディーも弾いてコードの音も右手で弾くわけです。
これができると、左手だけでコードを弾いていた時より
音に広がりが出て、1ランク上の演奏ができます。
実演してみました。
コードの音は、例えばCの場合、「ド」「ミ」「ソ」が
どういう順番でも大丈夫です。
例えば「ドミソ」とおさえてもいいし、
「ミソド」でも、「ソドミ」でもOKです。
また、メロディーによっては三つの音を全部おさえられない場合もありますが、
「ミド」でも「ソド」でも大丈夫です。
例に挙げて説明しているベートーヴェンの第9「歓喜の歌」は
メロディーがミで始まりますが、
その場合右手でメロディーもコードも弾くには
「ソドミ」とか「ソミ」とか、「ドミ」になります。
そのどれを弾いてもCのコードです。
あとはご自分の手の大きさとか弾きやすさに合わせて
何の音を弾くか選べばOKです。
ここで1ポイントアドバイス♪
できれば左手で押さえていない音を
右手が補うようにするとよいですね。
どういうことかというと、
例えば左手の伴奏が「ドソ」と弾いているときに
右手が「ソド」と弾くと、「ミ」が入っていませんよね。
これでも間違えているわけではないのでよいのですよ。
でも、もっと広がりのあるサウンドにしたければ、
右手は多少鍵盤が離れていても「ミド」
と弾いた方が「ド」「ミ」「ソ」 すべての音が入りますので
広がりが出ます。
そこに気をつけておさえるようにすると
より一層広がりのある響きになりますよ♪
以上、右手にコードの音を持ってこよう
についてお伝えしました。
ありがとうございました。
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秋田県にかほ市金浦
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