ピアノを余分な力を入れずによい音を出す方法
よく「脱力して弾きなさい」と言わますが、実際にすべての力を抜いてしまってはピアノは弾けませんよね。
でもこれができればかなり改善できると思います。
私自身もこの方法に気づいてから、以前よりだいぶ良くなってきたと思いますので、今回はその方法についてお伝えします。
ポイントは3つです
1、おばけの手にする
2、手首と指の付け根の関節(第3関節)は高い位置をキープする
3、腕や指の力は抜き、2を意識しながらストンと鍵盤に指を落とす
おばけの手にして指もダランとし、指の付け根の関節と手首が下がらないように高い位置をキープして、腕の力を抜きその腕の重みを指先に預けるようにストンと落とすだけ。
ただこれだけです。
指の付け根の関節や手首がへこんでしまうときちんと打鍵ができませんので音がしっかり鳴りません。
そうかといって力んでしまうと響いたきれいな音にならず、詰まった音になってしまいます。
これは子供たちでもできますので、脱力がなかなかうまくいかなくて困っている方は、これができるようになるだけでもかなり改善できると思います。
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ただし、これには前提があります。
それは、正しい姿勢になっている、ということです。
正しい姿勢
1、イスの半分ぐらいの位置に座ります。
浅すぎてもずり落ちてしまいますし、深く座っても指に重みを乗せにくくなってしまうのでよくありません。
半分ぐらいのところまで座るようにしましょう。
2、その状態でグーにしてひじをまっすぐ前に伸ばしてピアノの鍵盤の上の面(グランドピアノの場合はピアノのふたを上げた時にメーカー名が書かれている面、アップライトの場合はふたを上げて譜面台を出した面)にげんこつか軽く触れるぐらいの位置にイスを置きましょう。
イスの位置は重要で、ピアノに近すぎても遠すぎてもうまく重みを乗せられません。
3、足はつま先を外向きにし、肩幅ぐらいに開き、右足はダンパーペダル(右はじのペダル)の前あたりに置きます。
左足は前になったり後ろになったり、曲や強弱によっても変わります。
4、頭のてっぺんから見えない糸で上に引っ張られているように背筋を伸ばし、その糸がパッと離されたように、背筋をピンと張った状態から少しゆるめます。
猫背はもちろんダメですが、反りすぎもよくありませんので気をつけましょう。
5、ひじは体からげんこつ1個分ぐらい離し、軽く曲げます。
ひじを体にくっつけると肩に力が入りますので、げんこつ1個分離すと肩の力も抜けます。
6、肩が上がっている場合は下げます。
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