ピアノで全体像を見通せる力が身につく

8、テスト勉強にも役立つ【 全体像を見通せる力が身につく 】

 

「さあ、出発しよう!」というとき

ほとんどの人は目的地までの道中を頭の中で考えてたり

下調べしてから出発しますよね。

 

毎日の通学や通勤の場合は通いなれた道なので何も考えなくてもいつもの通りに行けばよいわけですが、

初めての場所に行くときはあらかじめ下調べするのではないかと思います。

 

例えば

最寄りの駅から電車に乗って、○○駅で乗り換えだな。

 

そこでは次の電車が来るまでの時間は15分あるからゆっくり歩いても大丈夫だな、とか、

 

乗り換えの時間が3分しかないから急いで移動しないといけないな、とか

 

事前にわかっていればそのように気をつけて行動できますので

 

目的地にもスムーズに到着することができますね。

 

 

曲を演奏するときも同じです。

 

楽譜を最初から出てきた順にただ音を出すのでは

行き当たりばったりの演奏になってしまい、

何が言いたいのかわからないということになってしまいます。

 

 

ですので、曲全体をまず見て、

 

どこが一番盛り上がるところか、とか、

 

そのためには最初の部分をどうやって弾いたらいいのか、などを考えます。

 

また、はじめの部分で言いたいことはこういうことだけど、

 

盛り上がりの部分ではこういうことを言いたいんだな、と

 

伝えたいことを考えてから演奏します。

 

 

これを考えてから演奏する場合と、

何も考えないで演奏した場合と、

演奏が変わると思いますか?

 

 

 

変わりますよね。

 

 

どう変わるのか気になった方は、

全体を考えてから弾くのと、

何も考えないで弾く、両方のやり方で録音して聴いてみてくださいね。

 

 

さて、この力、テスト勉強の時にも役に立ちます。

 

どのようにすればよいのかというと、こうです。

 

① まずテスト範囲全体を見ます。

 

② 自分の得意なところと、ちょっと時間がかかりそうなところをチェックします。

 

先生が「ここは出るぞ」と言っていた、重要なところもチェックします。

 

そうすると、軽く復習するだけでよさそうなところと、

がっつり時間をかけて勉強しないといけないところがわかりますね。

 

③ それをふまえてテストまでの残りの日数の勉強の計画を立てる。

 

ただやみくもにテスト範囲の1ページ目からやっていったのでは効率が悪いですが、

このように勉強していったらテストの点数も上がりそうですよね。

 

実際どのぐらい勉強するのかは個人差がありますので、

必ず点数が良くなるかどうか保証はできませんが、

試してみる価値はありそうだと思いませんか?

 

 

ということで、今回は

 

「8、全体像を見通せる力」

 

についてお伝えしました。

 

 

 

 

音楽で人生にわくわくを♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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