1、苦手なことも得意にしてしまおう【 苦手なことに向き合えるようになる 】
なぜピアノで魅力的な人になれるのか、
一言で言うと、ピアノを1曲演奏できるようになるためには色々な力を使うからです。
今回はその中の一つ、
「苦手なことに向き合えるようになる」
についてお伝えします。
例えば、
苦手なところを何度も練習しなければ曲が仕上がらない、ですよね。
これ、ピアノを弾く人にとっては当たり前のことなのですが、実はすごいことだと思いませんか?
なぜって、例えば学校の勉強だったら、算数や数学、理科は得意だけど
国語や社会や英語はあまり得意じゃない、という人がいるとします。
テストってたいていの場合、5教科の総合得点で学年順位が出ますよね。
なので、苦手な教科に時間をさいてあまり得点が伸びないよりも
得意科目で点数をかせぐ方が効率がいい場合もあります。
でも、ピアノの場合、例えば最初の部分は得意だけど、終わりの部分は苦手だから
そこは練習しないで最初のところばっかり練習する、というわけにはいきません。
そんなことをしていたら1曲仕上がらないからです。
ですから、自分の苦手なところがあっても
目をそむけたい気持ちをぐっとこらえて
真正面からぶつかって、何度も何度も練習して弾けるようにしていきます。
そこで身につく人間力は
「苦手なことから逃げない」
「ねばり強さ」
そして、がんばると自分に返ってくるごほうびは……
今までできなかったことができるようになった時に味わえる
「やった!」「できた!」という小さな成功体験をたくさん味わえること。
その積み重ねで
「自己肯定感の高い人」になっていくことができます。
簡単に言うと、
「自分はやればできるんだ!」という自信がつく、ということですね。
ということで、
なぜピアノで魅力的な人になれるのか、の一つ目は
「苦手なことに向き合えるようになる」
でした。
音楽で人生にわくわくを♪