ピアノで人に伝える力が育つ

3、言葉の通じない人にも気持ちが伝えられる 【 人に気持ちを伝える力が育つ 】

 

今回は、

「人に気持ちを伝える力が育つ」

についてお伝えします。

 

それは音楽の持つ力がとても大きいと思います。

 

音楽は言葉が通じない外国の人にも

直接心にズドーンと語りかけることができます。

 

言葉がわからない国の人にも演奏者の心を聴き手の心に直接届けることができるなんて

すごいことだと思いませんか?

 

ただし、演奏者が何を感じてそれを味わいながら演奏しているのか、によって、伝わる内容か変わってきます。

 

演奏者がその曲を心から味わってこそ、聴き手にその曲の何かを伝えることができるのです。

 

「心から」です。

 

これが上っ面だと相手にすぐわかってしまいます。

 

人ってそういうところを敏感にすぐ感じ取ることができますよね。

 

例えば、この人は誠実そうな人だ、とか

反対に、なんだか胡散臭い人だなと感じたり

どこか軽っぽい感じがする、とか。

 

不思議ですけど。

 

いわゆる「気」というものなんでしょうか。

 

では、本当に思っていることを相手に伝えるためにはどうすればよいのかというと……

 

答えは簡単です。

 

自分が本当にそう感じてそれを味わえばいいだけです。

 

そうすると自然にそれがにじみ出ます。

 

ですから、もし「あー、弾くの面倒くさい」とか、

「早く時間が過ぎればいいのに」などと思って演奏していると、それも伝わってしまうということです。

 

なぜならそれがその演奏者の思っていることだからです。

 

楽しい曲は心から楽しく

切ない曲は切なく

面白い曲は面白く

それを味わって演奏すると聴き手にそれが伝わります。

 

そして曲を味わうことによって、心の色々なところが刺激されて、

感受性が豊かになったり

感性が磨かれていきます。

 

 

ということで、

なぜピアノで魅力的な人になれるのか、の三つめは

 

「人に気持ちを伝える力が育つ」

でした。

 

 

音楽で人生にわくわくを♪

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人